2015年01月23日

機能性食品に対する疑問と期待


機能性食品に対する疑問と期待

http://agrifood.jp/2015/01/22/3629


永らく自然栽培の世界にいるので今回の機能性食品については?
野菜の中身評価という期待が大きかったのでがっかりしたというのが本音。

ある生産物の何かしらの成分が多いからこうゆう機能がありますよっていうことでいいのだろうか?
思うところはある特定の物質が多いならば良いのか?って
食べ物には確かに得意とするというか含有量が多いとされる物質がある程度わかっている。
ホウレンソウには鉄分が多いとかね。

ある限定した成分での評価というのは正しいのだろうか?

ここに引っかかるのは実は生産方法によっての分け方に疑問を持っていたから。
今までさんざん自然栽培だの有機栽培だの慣行栽培、
細かく言えば誰それの何とか農法に消費者が振り回されるという状況に疑問が大きかったからだ。

言わば売る側の都合を消費者に押し付けていた感じ。
自分自身もその中にいるわけだが。

今回の機能性もちょっと違うところでの生産側の押し付けに思ってしまう。
はたして消費者は理解しやすくなっているのだろうか?
食する人が目的に応じた判断が出来るようになるとすれば良いと思うが。
○クホと同じような集金システムにならなければよいが・・・・。


中身評価ではデリカフーズのやり方に賛同する。
長年にわたるデーターの蓄積があるだけに信頼できる。
今回の機能性の話しはその方向でのことと思っていただけにちょっとがっかりだったわけだ。

とはいうもののそういう方向に行ってしまうのならば
どう利用し実際の生活に取り入れられるかを考えてしまう。
それについては今後もいろいろ考えていく。

自然栽培的に話すと、ある特定なものに重きをおくと
自然ではないとの見方が起きる。
あるがままにしておくのが良いと判断しやすくなる。

これは説得力がありそうで実は実は闇雲。
自然環境は人間の活動により自然と言えない環境がせまっている。
自然の捉え方に疑問をもってしまうのだ。

あるデーターを引き出してみると
最近の生産物は中身の成分が昔の自然といわれるような環境のものから比較して極端に少なくなっているらしい。
それにはどういう事情があるのかを考慮せずに言う自然の食とはいったい何?

自然栽培のものの成分を検査して今までのデーターと比較できるものでもあればいいのにね。
それすらせずに言うだけ番長はどうなのだろう。
私は実際にデーターを出してみて、良いものとそうでないものでどうしたらいいのかを考えている。
やってみて思ったものになっていないとがっかりする。

とりあえず機能性という区別はしっかり考えての判断になるだろう。
現状と今後を見ていくところからかな。

安全なものを提供したいという思いは、何かの変化に対して慎重になるみたいだ。






chorga at 05:36│Comments(0)思い 

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