2015年09月05日

土と循環


地球が生まれて46億年だという。
化学の発展と考古学からわかってきている。
そして46億年の歴史もかなり詳しく解ってきているようだ。
今の地球は人間が支配しているように見えるが
人間を含む動物は植物が無ければ存在できない。
その植物が地上に出現したのは4億年ほど前だという。
地球の環境が変化し住めるようになったか
また海で生きていたものが地上の環境に適応してきたか
そのどちらも重なってのことかであろう。

地殻変動などから玄武岩からその上に安山岩が出来てきて
それが植物とともに土を生成し始めた。
そこにあるもので生きる状態を作り出すために植物は
土を作っていったのではないだろうか。
海中にあった植物は二酸化炭素から酸素を作り出し地球を変化させた。
そして岩石だらけだった地上に進出し土を作り出して
生きる道をつなげてきたのだ。
土が出来る過程を見ると、過去の歴史が透かして見える。

有機物は微生物の助けを借りて、腐植を作りそこに珪酸が関わることで土になっていく。
その土は次世代の生きる環境を生み出す大事な環境物質となった。
土が植物の成長に大きく関わる理由だと思う。

植物が繁殖してさらに進化した動物が出てくる。
有機物が複雑な仕組みを取り入れ動けるようになったものが動物。
動物もまた土の恩恵を受けなければ生きていけないのだ。

このときからすでに循環が始まっている。
植物動物ともに生きてその役割を終えると有機物として土に還元され次の世代に利用される。
土に返るとはそういうことだ。

生きている間にも生活の代謝による吸収と排出が起きている。
生まれて育ち、次世代を残して老い死んでいく。
人間も食べて必要なものを吸収し、汗、糞尿として排出する。
糞尿は分解されるか土になっていくかで再利用されていく。
そういう循環が出来ているからこそ生きていく環境がある。

もしその循環が出来ていなければ
地球上は糞尿だらけだ。

つまり、有機物があったからこそ土が出来てきた。

その土こそ生物が生きるための多くの役割を持って存在している。

自然界を見渡して、人が生きるに重要な要素とは何だろう?
空気、水、食料があれば命はつなげる。
それからはそれらを効率よく手に入れる知識

それらが土に関わっているということを人はあまり意識していない。
ましてや、土を基本に生活をする農に関わる人でさえ
実は土のことを知らないのだ。

あなたは知っていますか?
土って何ですか?
土ってどうやって出来たのですか?

人が生きるに重要な働きをしている土について
もう一度考えてみてはいかがでしょう?




chorga at 22:58|PermalinkComments(0)

2015年01月22日

腐る水と腐らない水

腐る水と腐らない水

コップに水を入れたまま放置すると腐ってしまう事がある。
それは何故なんだろう?

水の分子構造はH2O
水素と酸素が組み合わさって水の分子を作りそれがたくさん集まって水となる。
水が腐るとはどういうことなのか?
H水素とO酸素は化学的に電子の共有によりくっついているだけで
それ自体に腐るという変化は無い。
そうなると水は腐らないというのが当たり前ではないか?

腐った水とは水の中に含まれる有機物が分解反応をし
たまたま腐敗の方向に向かった結果だ。
そういうものが含まれた状態の水だから腐った水という見方になる。

つまり自然界に存在する水は単体で存在しないで
何かしらを含んだ状態で存在している。

それは水分子に極性があることから起きていることが多いらしい。
分子の周りに存在する電子が酸素側と水素側では本体との距離が違うという事から
くっつきかたが角度を持っている。
その為に、水素側に+(プラス)酸素側にー(マイナス)の電化を持った分子となっている。

水は電極を持った分子であるために、何かしらを引き付けてしまう。

他の物質に見られない特長であるために水は特殊な物体といわれる。
特殊な物質の活動が地球自体の特徴となっている。

水の惑星と言われるのはそのため。

自然界には何かしら物質を含んだ水がほとんどで
塩っ辛い海はそれを象徴するものだ。

何も含まない水を作り出すには蒸留して作り出すしかないが
それも本当に何も含まないのかどうか。
分子自体に極性があるという事は何かしらを持っている可能性もあるわけだ。
そいうところまで調べていないので調べてみるとおもしろいかもしれない。

日本では湧き水が結構ある。
この湧き水は腐らないものが多いそうだ。
有機物が含まれていないのかというとそうでもないらしい。
では湧き水は何故腐らないのだろう?

有機物は変遷し分解されるものと土になる方向の高分子に組み立てられるものとに分かれる。
この高分子に組み立てられる時に腐植という状態をもつ。
その状態になるかどうかという状態のものを腐植前駆物質といい
それが有機物の変遷に大きな役割を果たしている。

腐植前駆物質状態のものを含んだ水は、有機物を腐らせない。
それどころかいろんな意味での生に貢献していることがわかってきた。
湧き水は山での有機物の変遷の中からの腐植前駆物質を含んだ状態で出てきている。
その為に腐らない水となっている。

野菜の60~90%が水だといわれる。
それに含まれる水が腐敗しやすい水だとすればその野菜自体も腐敗しやすい。
腐植前駆物質を含んだ水であるならば、腐敗には行かなくなる。
それでも腐敗しやすい有機物を含んでしまったら腐敗に向かうのかもしれない。
植物の生産において、有機物の関わりが無くてはならない以上
その関係は知っておく事が望ましい。

そのあたりのメカニズムは簡単に理解できるかどうかはわからないが
わかってしまえばどう対処していくのが良いかがわかってくる。
有機栽培、自然栽培では大きな効果が見えてくると思う。


植物の生理と腐植のメカニズムは土との絡みがあってこそ
自然の循環を謳うならばそこに目を向けることが必要だと思うのだ。



chorga at 16:48|PermalinkComments(0)
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