2017年01月17日

菊池市役所に提案してきた

市役所に行ってきた。
話は消化液のこと。

畜産の糞尿をまとめて処理できる施設を作り
そこから出てくる処理したものを
農業に使っていけないかという話。

今の菊池では何が起きているのか?から話さなければわからないだろう。
実は菊池では畜産産業が盛んだ。
その糞尿処理はそれぞれの畜舎で規定にのっとりやっているが
処理したものを田または畑に撒いて堆肥または肥料として使い
耕畜連携という流れを作っている。
このことはおそらく全国でやっていることではないかと思う。
これをやることで補助金も出ていると思うが・・・

問題は糞尿の処理がきちんと出来ていないで
臭いで近隣に迷惑をかけている事例が発生しているのだ。

ちゃんとやっているところはそれ程でもないが
酷いところもある。
私の畑の近くでもちゃんと処理しないほぼ生のままで畑に撒いているところもある。
迷惑で仕方がない。

それと水の問題。

私が住んでいる菊池市七城町では中央、北、南と大きく区分けできるが
私のいる中央では今のところ大丈夫だが北も南も水質検査で硝酸態窒素がかなり出ているらしい。
農業地域であるために耕畜連携とか肥料の撒きすぎによる窒素分が地下水に紛れ込んでいるのではないか?
という疑惑が持たれる。
はっきりとした話が出てこないし、農業と窒素の関係を認めたくないというのもあるのではないかと勘繰る。
そんな中のバイオマス事業の話。
バイオマスとは糞尿などの循環を一処でまとめてやっていこうということだと思う。
方法としてはまとめた糞尿等をメタン発酵させメタンをエネルギーに変えるとか
火炎で急激な酸化させエネルギー得るとかそれで電気に変え売るとかかな・・

消化液はメタン発酵させた残りで、これを利用できないかということなのだ。

消化液の分析を見ていないから良くわからないのだが
おそらく窒素がたくさん含まれているだろうと予測する。

有機物と結びついている有機窒素は処理がなかなか難しいと思っている。
微生物に分解してもらうか発酵させるかしか思ったようには処理できない。
ほかには腐植による分解または土になる高分子化

嫌な臭いが発生するのは腐敗に向かってしまうため。

消化液は脱窒素処理が必要で、自然界では普通に起きていることだが
集めた糞尿は大量にあるために処理が追い付かないと思われる。
バチルス菌と酸素を必要とするだろう。

消化液はそのまま使ったとしたら
おそらく野菜は未反応窒素を含む状態となり
硝酸態窒素として検出されることになろう。
酸素と反応しやすいからすぐに腐るとか
溶ける野菜になってしまう。

自然栽培でいう腐るのか枯れるのか?って判断の腐るやつ。

そういうものは硝酸態窒素のおかげで苦くて不味い。

ではどうすればいいのか?
腐植の持つキレート緩衝作用を利用し
硝化と脱窒によってフルボ酸を生成させて利用する。
フルボ酸の生成は実は物凄い年月を必要とする。
詳しいことはわかっていない部分がかなりあるのだが
自然界の循環の一端を担っていて

生ある有機物が朽ちた後
再利用できる状態を生み出しているようだ。
この働きがなければ自然界では循環ができないままになってしまう。
そうなると地球は糞だらけ朽ちた有機物の世界になるのだ。

地球が奇麗な状態を維持しているのは
腐植のはたらきがあってこそであり
その循環は不変におきている。

そのメカニズムを利用することで糞尿処理はできてくるのだ。
消化液もそういう処理をすることで
とんでもなく有用な資源に変わってしまう。

何故こうゆうところまで考えるようになったのかというと
いくら自然栽培といえど
水が汚染されてしまっては自然栽培とて不都合のあるものになってしまうから。

自然栽培を続けるには自然界の環境維持が必須なのだ。
腐植の技術をもってすればある程度は緩和できるのだろうが
それすらも大きく上回る汚染が起きてしまえばどうにもならないだろう。

利便性、大量生産の反動はそう簡単には戻せない。

かといって利便性を捨てるにはあまりに時期が過ぎてしまっている。
携帯電話を捨ててしまう事ができる?ってたとえで多少はわかるかな?

そうなればどこかで手を打つか制御できる技術を生み出すしかない。
その技術は自然界に習うしか方法はないのだ。


役所ではこんな細かいことは言わないが(理解できないだろうから)
せめてこんな方法があるからという提案だけ。

どうしたらいいかわからないから手探りで何かしらやっているという感じがあった。
はたしてこういう提案を行政はわかってくれるのか?

思いはつのる。








chorga at 22:37│Comments(0)

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