2016年03月22日

自然栽培のメカニズム2

自然栽培のメカニズム2

自然栽培を成功させるには肥毒を消し去ること
肥毒とは何?

自然のことを知らずに圃場に余計なものを入れすぎた結果の耕盤層
私が調べた結果は微量要素系の金属系のものが多かった。
何年も畑を掘って調べてみたが、耕盤層は扱い方で動く。
解消させるには有機物を入れて
高分子化発酵を進め、腐植化させてキレートに取り込んでしまうのが早いと思う。
ただし、入れる有機物は質を良くしたものでなければならない。
腐敗に向かいにくい状態にもっていった有機物
もしくは腐植、腐植前駆物質を利用するがてっとり早い。

今までの自然栽培では有機物の土への供給に
作物を植えて、その作物が根から地中に供給する有機物によって土造りとしていた。
ようするにいくら自然栽培とて有機物を供給してあげなければだめなわけだ。
土自体がある意味有機物で出来ているということから
その質が低下した土ではどうにもならないのだ。

土を造るというのは、それ自体にどれだけの良質な有機物を含ませるか?にかかる。
ただ有機物を入れればよいというわけではない。

何も入れない何も使わないというやりかたでは時間がかかりすぎてしまう。
自然栽培を始めた当初残肥によってほどほど収穫できても数年間収量が落ちていく。
それは土の中の有機物が減っていくからで
作物自体から供給する有機物量が間に合わないからだ。
作物自体がその状態に対応するようになると有機物を土に多く供給できるようになる。
有機物が消費されるより供給が多くなれば土は良くなっていき
収量も増えていくことになる。

自然栽培を成功させるにははじめに優良な有機物を入れるほうが良い。
そうすると有機物量があまり減らずに良好な状態を保つようだ。
優良な状態の有機物は腐植化しやすく、生物の生活に良い状況に持っていってくれる微生物が多いということだ。

微生物が活動し、人間で言う汗、排泄物にあたる活動代謝産物に
フェノール系を含んだ代謝産物が含まれると
有機物が高分子化に向かい、キレートを生み出す。
そこに珪酸がかかわっていると、土に変化する方向に向かう。
このあたりの状態を腐植といい、特に腐食になりかけの部分(腐植前駆物質)は
いろんな能力を発揮するようだ。
簡単に言うと腐植前駆物質を多く含んだ土は良い土になりやすいということだ。

これが土に中にあると微生物の活動からフェノール系の代謝産物が生まれる。
よって分解腐敗には向かいにくく良い土が形成されてくるようになる。
その結果が団粒構造として現れるようになる。

肥毒の解消も良い土を造るのも
腐植の技術があればいがいと簡単に出来てしまうことになる。

このように有機物の循環に目を向けることこそ
自然栽培のコツとなってくる。
いわば自然栽培は有機栽培の一部であるということになるわけだ。

自然栽培のメカニズムを知るには
自然界の循環を知ることだ。

生物が有機物で出来、有機物の循環で成り立っている以上
その流れを知らずに自然栽培のメカニズムなどわかるわけは無い。
自然栽培を成功させるにはその基礎となる土壌のメカニズムの解明が必要。
土壌生成理論はその大まかな状況を説明できる唯一の基本的な理論だ。

土壌生成理論を知らずに自然栽培は知ることができない。



chorga at 03:08│Comments(0)

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