2016年03月20日

自然栽培のメカニズム1

自然栽培のメカニズム1

自然栽培とはいったいなんだろう?
言葉の元は岡田茂吉氏から

人が生きるために生産する作物をできるだけ自然に近い状態で作り出すという方法。
自然のままでと言うならば天然物を探せばいい。
人に都合により天然物を探すことが出来ないから
生産物を出来るだけ天然物に近づけたいという思いの産物。

ということは自然栽培を考える前に天然のものがどうして出来上がっているかを考えることが先だ。

植物は約4億年前に地上に出てきた。
地球が生まれたのは太陽系が生まれるのとほぼ同じ45億年前といわれる。
海で藍藻類が光合成を始めたのが35億年前
吐き出した酸素は最初は鉄イオンと結合して鉄鉱石となり蓄積されてきた。
鉄イオンが消化されてあまっってきた酸素が空気中に放出されてきたのが20億年前
そして酸素量が増えてきて地球の周りにオゾン層が出来てきたのが4億年前である。
太陽から放射されている紫外線をこのオゾン層が吸収することで
生物のDNAを痛めなくなってきたことが生物の地上進出を許したのだ。
海の中では生物は進化していたが、それは海水が紫外線を弱める働きがあったからだ。

今の時代でも光合成が生物の生きるための基礎となっている。
二酸化炭素と水から炭水化物を生み出し酸素を吐き出す仕組み
生物は生み出される炭水化物を元に体を作り世代を重ねているのだ。

植物は自分が育った場所から移動できない。
そこで多種の方法を駆使し世代を継げている。
世代を継ぐためにどういうことをやっているのか?

それこそ自然栽培の見るべきところだ。

おかれた環境の中で体を作り次世代に継ぐには
そこにあるものを最大限利用していかねばならない。
科学的に見ると、炭水化物とそのほかの必要な要素が必要だ。
水はもちろんのことそのPH値、窒素燐酸カリカルシウムマグネシウム鉄マンガンなど

大きく宇宙単位の動きは、太陽があり、月があり、地球自身の自転がある。
環境として大気があり土があり水がある、
日本にはそれに季節があり、大事なのは日本の置かれた地球上の場所

多彩な要素が必要なのは海で長らく生活していたなごりで
やはり身の回りのものを利用して進化していたのだろう。

地上においてはその必要要素は鉱物から取り込んでいると考えられる。
または雨風、土の中に蓄えられているのもあるだろう。

植物は必要なときに必要な要素を取り入れながら成長しているのだ。

ではその必要要素はどういうメカニズム?
それが解明できれば自然栽培なんて簡単に出来てしまうわけだ。
人の欲からたくさん取るとか他の草に負けないような人の手を取らせる部分は
工程の問題であって、自然界のメカニズムとは違うところで考えなければならない。

メカニズムを考える前にどうしても欠かせない要素がある。
光、水、二酸化炭素は当然だが
植物自体を支える土に大きな働きがあることを知らねばならない。

土は温かく、水はけがよく、水持ちが良いものがいい土と自然栽培セミナーで私は習った。
その通りなのだが、加えて植物が必要とする養分を提供し続けることが重要だ。
その役割を担ってもらうために
土は植物によって造りだされたといっても過言ではないと思う。
植物が朽ちてからその場でほぼなくなってしまうのはご存知だと思う。
それは微生物によって分解されて腐植という状態を通り土に返るもの
分解されて養分として再利用されるものとなる。
その時に関わった微生物の状態によってそれは変わる。

土に返る方向に向いたときにはキレートというものを作り出し
いわゆる緩衝作用という能力を発揮する。
それは科学的にCECという数値によって見ることができる。
このキレートは団粒構造の機軸にもなる。

植物(有機物)はどう変化していって土になるのか?
植物が作った土となっていけばそこには植物が育っていける環境が作り出されるのだ。
それらは土壌生成理論を知ることが必要となる。



chorga at 10:32│Comments(0)

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