2016年02月15日

オーガニックフェスタ2016

オーガニックフェスタ

今年もオーガニックフェスタに行ってきました。
技術的な部門にも興味はあるのですが
私には自分の中にある思惑があります。
その為には基本的な部分の押さえが必要です。

私は今は全てが無肥料の自然栽培が基本。
自然界の循環があってこそ出来る方法ですが
それに加えて腐植という自然界の生物に利する部分に焦点を持っています。

今回のオーガニックフェスタはBLOFという新しい有機栽培が主流。
機能性を謳えるところまできているので説得力は凄いです。
首謀者は有名な小祝氏。
その理論によりすばらしい結果を出す人たちが目白押しです。
有機の資材を化学的に使いこなし、結果を出す。

まさしく結果にコミットする方法論です。(笑)

ここまで科学している方法論は初めてなので
凄く興味があって数年間勉強させていただいています。

そしてわかってきたことは
行き着くところは同じところということ
道がちょっと違うだけ。

肥料を使うか使わないかという分岐点で
方法は一気に変わります。

肥料とはいったい何?

その昔先人が土に厩肥を使うと良く育つことに気がついて始まったが
その反面弊害もおきるということも出てきた。
効率を求めての人の欲が肥料というカテゴリーを進化させてきたということ。
そこからちょっと違った方向からだけ見た技術だけが大道と思われてしまったのが迷路化した原因か?

BLOF理論はそれを本筋に戻すという感じがする。

自然栽培は肥料というものの弊害から使わないという利点を求めてきたもの。


実はどちらも自然界の生、特に植物の根本性質を理解していかないと上手くいかないのです。
細胞の一つ一つがどうやって今に至ったかの歴史まで知っていなければ
制御コントロールしようなどということは出来ません。
実際はわかっていても思い通りに行かないでしょう。

BLOF理論はそこを上手く簡単に出来るようにプログラムされていると思います。
細かいことを知らなくても出来てしまうプログラム。
小祝さん凄いね。

さて、そこで私が何を考えているのか?
自然栽培を追及していて出会ったBLOF理論は
おそらく出会うべくして出会ったのです。

なんだか方法論の話はどうでも良くなってしまうんですね。

どうしたら自分の求める食が生み出せるのか?その一点です。
求めるものは食べる人の満足な顔を見れること


実際にはいろんな人がいて
何も食べられないようなアレルギーの人もいます。
精一杯のものを提供しても食べられない人だっています。
食べられました。
その一言を聞かせてもらったときに込み上げるうれしさは
何にも変えられないです。

オーガニックフェスタはその一部を見せてくれるいい機会なんです。







chorga at 23:22│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ギャラリー
  • ついに完成か?
  • ついに完成か?
  • うらけん
  • うらけん
  • 遠野から
  • 朝霧の旭1号
  • 朝霧の旭1号
  • 旭1号の状況
  • 稲刈り前 野菜
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: