2015年12月01日

自然栽培米 旭1号の酒

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いよいよ始動

元田農園で
自家採取20数年の旭1号
自然栽培11年の圃場で育った米だけで
酒を造る運びになりました。

ここ数年何度かトライしながら出来なかった。
アルチザン(Artisan club)と入船市場の山田さん
そして花の香酒造の神田さんの協力の下
ようやく進み始めました。

酵母は熊本で生まれ全国で最も信頼されている
熊本酵母

自然栽培米なので精米歩合は69%
酒の規格では大吟醸が良いとされているようですが
50%も捨ててしまうという精米率。
なぜにそんなに捨てないといけないの?という問いに
雑味を除くためらしいという。

私は本当はあまり削りたくないとの意見に
80%とか一気に99%とかの話が出てきました。
自然栽培で11年もの時間を通り過ぎた土で出来てきた米です。

全国の安全らしい米を集めて食べてみたが食べられなかったという人が食べられる米です。
米アレルギーで米を食べたら寝込んでしまうという人が楽しみに食べてもらえる米です。
雑味が極端に少なくなっているのではないかと思っています。
そういうお話を頂ける自信が精米率を上げる必要はないと思える根拠です。

しかしながら最初から冒険しなくても良いという判断から
69%に落ち着きました。

長年の思いが本当に形になろうとしています。
販売価格は超大特価になりそうです。
4合ビンと1升ビンで計画。

試験的意味合いが強いのでその値付け?って・・・
私は正直に言うとあまり気が進まないところもあります。
だって米を安く出さねばならないからです。
米で売ったほうがいいし、割に合わないと思うところもあるから。

だけどもこの米で酒になったらどんなに美味しい酒になるのだろう?
と思えば造ってみたいと思うわけです。

気持ちはもっと高く売ってもらいたいというのが本音。

もしかしたら一回だけの特別販売の酒になるかもしれません。

さて、仕込が迫っているというので
必要な米を色彩選別機に掛けなければいけません。
30k1時間20分ほどかかるけれど明日からかかります。
忙しい中での時間を作らないと。

米作りにかけた情熱を引き継いで酒に向けていただく
花の香酒造さんに期待したいです。

よろしくお願いいたします。


chorga at 22:11|PermalinkComments(0)

2015年11月28日

グルグル

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米の出荷に追われている毎日ですが、次の段取りも考えています。
作付けに効率よくするための冶具を作り出しています。
冶具も簡単なものから複雑なものまで考えますが
今回は中間的なもので考えました。

それを作るにあたって必要な道具をそろえています。
そして大事なのがその素材をどうするかです。

自然栽培でも有機栽培でも道具は必要です。
有機栽培ではBLOFみたいに大量生産に向ける方法もあって自由度はありますが
安全という第一目標からすると自然栽培での効率を考えてしまいます。

自然栽培ではまずはその仕組みからということで
どうやって成立するのかを科学的に追及してきました。
その追求の結果、自然栽培は有機栽培の一部でしかない事がわかってきました。
自然界の循環を科学的に知ることで
自然栽培はどうやって生み出したらいいのかはわかってきました。
問題なのは人が思い込みで作った仕切り。
なんとも言えない感情が起こってきます。

それはそれとして、良きものを生み出すには
いろんな手段も考えますが、まずはそこから。
とりあえず冶具を作り出してやってみなくちゃね。
細かい精度はいらないですけどそこそこは欲しいという精度。
あれこれ材料を検討して見つけたものがあります。
今はネットでいろんなものが手に入りますから
探し回っていけそうというものを仕入れました。
そこそこの精度があるらしいのですが見なくちゃわからんということで
試しに仕入れたら大丈夫そう
ならばと必要分買ったのですが、その中の1部が明らかにおかしい。

もともと交換返品できないというものでしたの
慎重に確認して入手したつもりが
違うと思えるものが混じっていた。
そのことを写真を送って入手先に伝えたところ、
そのくらいの違いはもともとあるものだという返事。
もうがっかり。

なんとか使えないかと考えなくちゃならない。
余計な手間がかかるし、使えるかどうかわからない状況になってしまって
気分は下がりまくり。
ネットの怖さだな~と思ってしまいました。
工業用品の加工品でこんな精度では以後使えないですね。
う~ん
もう一度考え直しか~

やりたいことが多すぎるのもいかんな、整理しなくちゃ。
でもこの冶具作らないと次に進めないんだよ~
ってグルグルしているじゃん(笑)



chorga at 14:04|PermalinkComments(0)

2015年11月26日

米の収穫終わりました

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ようやく落ち着いてきました。

経理面での失敗を助けて頂いた方々
本当にありがとうございました。
おかげさまで今年も自然栽培旭1号の収穫が終わりました。
終わる前から怒涛の出荷に追われていましたがちょっと落ち着いてきたかなってところです。

今年もおかしな天候に振り回されて収穫が遅れるは
収穫の米の調整に手間取るはでなかなか忙しくさせて頂きました。
しかしながら米の生産だけでは経営は厳しいままです。
今後をいろいろ考えて頭はいっぱいです。

すでに次の計画を考えているのですが
不安要素が多くて簡単には定められません。
TPPはそんなに影響ないとは思いますが
わからないですからね。

技術的な部分では今までを踏襲するのですが
新しい技術も取り入れるかもしれません。
あくまでも安全なものが最優先ですので
そこから外れるようなことはしないつもりです。

これからは随分と時間をかけてきたネギを仕上げるところ
頭を悩ませています。

ずいぶんとご無沙汰になってきたこのブログも復活させようかと思います。
思ったままを書き連ねることはできなくなってきましたが
できる限りやっていこうかと思います。

またよろしくお願いいたします。



chorga at 16:02|PermalinkComments(0)

2015年10月14日

バイオマスセミナーに行ってきた

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菊池市でバイオマスセミナーが開催された。
バイオマスって何?だよね。
題目としては家畜排泄物のエネルギー利用に向けてってことらしい。

耕蓄連携がとても気になる私は
熊本県が関わってやるというからどんな話があるのかと期待が大きい。

自然栽培でやっていて自然栽培が嫌う動物性の肥料に関わる話を何故に聞きたいのか?
自然栽培に関わる人は疑問に思うのかもしれない。
それは自然循環の見る視点の違いではないかと思う。

自然栽培では植物だけでの循環を見ていて
土の本来の力の科学にさえ目を向けない。
地球上の生に関わるのは人間を含めて植物だけではない。
全ての生には循環が付きまとう。
植物をベースに微生物から人間までの動物が関わる循環がある。

そのことに目を背けて植物だけしか見ないような偏った感じに疑問を感じる。
地球上の大きな循環を考えなくて自然を解った気になってはいけないと思ってしまう。

話の内容は
おもに畜産から出てくる排泄物をどう利用するかの
ひとつの方法論ということ。

燃やして電気に変えるか?
メタンにしてエネルギーとして利用するか?

いずれも良い話に見えるが付きまとう問題もあるらしい。
燃やせば二酸化炭素での温暖化に
メタンにすれば事後処理がかかわってくる。

メタンについてはその後にメタン発酵消化液なるもので
耕作に利用、その結果が良好という話だった。
いやまてよ!って突っ込まなかったが
そこが今までの問題点じゃなかったっけ?

その部分には腐植を絡ませないと上手くいかないんじゃ?
ようするに肥料という観点からしか見ていないから、上手くいくかなあ?

いずれにしろ県がこのようなセミナーをやるということは
処理に困っているという証拠だろう。
腐植というテーマに関わって5年
自然栽培との絡みを考えてきたが
その流れで有機栽培の急激な進化を知り
自然栽培を科学していかねばいけないとの思いが強い。

大きな循環から考えて
有機物の循環を考えながらより良い生産物を生み出せないかと思うのだ。

自然栽培での素晴らしいものを
さらに進化させたいという思いかな。

自然栽培は確かに素晴らしいのだが
どこか片手落ち
肉を食べるのにその糞尿は知らないとそっぽを向けることに違和感なのだ。

腐植を知ってその解決法が見えてきている。
組み合わせだけで解決出来そうに思っているのは一部の人だけ。

こんなことを書くと自然栽培を辞める?って心配する人が出てくるから書くけど
自然栽培は辞めませんよ。
自然栽培をやっていきたいからこそ
この問題にそっぽを向けられないと思うだけ。









chorga at 03:07|PermalinkComments(0)

2015年09月28日

稲刈りが近づいてきた

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11年目の田


肥料と農薬を使わなくなって11年目の稲刈りがあと3週間ほどで始まる。
今までよりさらに遅くなるようだ。
昨年一昨年は周りではウンカの被害で大変だったが
今年は今のところ落ち着いている。
11年の間に何故肥料が無くても成長するのか?の疑問を追求し解いてきた。
さらにはそこにある土の役割、有機物の循環も理解できるようになった。

自然栽培の始めに手痛い自然からの仕打ちを受け
何とかできないかともがいたおかげで
何故?が一気に解決してきた。

「安全なもの」を一番のテーマに考え
さらに「良い」ものを追いかけて
今の方法に行き着いているが
さらにちょこっとの手を入れるだけで良くなる。

あまり手を入れすぎると自然栽培のカテゴリーからはずれるとか言われるのが
研究を進めるネックになっている。

そこで新しい有機栽培の考え方であるBLOF理論の手を借り
土壌検査で追いかけてみた。

思いがけない結果がそこには待っていた。

①稲刈り後の田
②稲藁処理後の田
③水入れ前
④水入れ直後
⑤成長中の田

これを土壌検査で追いかける。

現場でのあれこれで
①③④で検査の結果を得ている。
⑤はこれから検査する。

驚いたのはPH
稲刈り直後に8という数値が藁処理した後から5.5くらいまで落ちていた。
ようするにアルカリから酸に変わっている。
水を張っていると還元作用があるからアルカリに見えるのは理解できる。
しかし藁処理した後にPH5台になってしまうことにはちょっとびっくり。
Fe、Mn、は水を入れたとたん急激に大きな数値を出すようになる。

細かく検証はやっていなくて何故?が吹き上がる。

圃場は11年間肥料農薬を一切使っていない。

この何故?の科学的な理由がわかってくると
自然栽培は誰にでもいきなり出来るようになってくるかもしれない。

いずれにしても何かの処理で大きな変化が出てくるのが自然界なのか。
色んな文献を調べ、現場に落とし込むのはなかなか大変だ。


それでもちゃんと育ってくれている稲を見ていると
本当にすごいなあ~って思ってしまうのだ。


chorga at 10:04|PermalinkComments(0)今日の記録 
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